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寒い日には、お持込みされた検体カップがとても冷たくなっていることがあります。顕微鏡下で観察すると、ほとんどの場合、前回の検査値と比較して運動率が低下しています。思いの外、元気な場合もありますが、精子がほとんど動いていない状態の方が多いです。
精子は外気温の影響を強く受けます。暑さや寒さにとても弱いのです。精子の状態が悪いと、治療方法の変更を余儀なくされたり(例:体外受精予定が顕微授精に変更になる)、治療自体が中止になったりする場合があります。
それを防ぐには、できるだけ体温に近い温度を保つために、採取後の精子検体カップは寒い室内で放置などせずに、速やかにタオルで包み、外気に触れないようにカバンの中に入れるか、コートの中にいれて抱えるようにして、クリニックにお持込ください。
詳しくはこちらからご覧ください。
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